はじめに
ハリネズミは大学時代、心理学と経営を学んでいました。
近年では、心理学と経営の関係は密接に関連されており、コンビニやデパート、物の売り方や店内のデザインなどに心理学がたくさん使われています。
大学1年生の時に習うレベルの心理学「端数効果」。
説明されると、「あーそういえば」となりますが、知らないと、経営者初心者の方、少し損をするかも?
端数効果とは
端数効果とは、ある目的達成のための数字がある時、その目的達成の数字より少し少なく、端数をつけて設定することで、交渉相手の決定意識のハードルを下げることができるものです。
端数効果の例
スーパーで売っている野菜や、電化製品店の価格を思い出してください。
1980円とか6980円とか良く目にしませんか?
買おうとする人は、こういった数字を見ると、頭の中では自然と2000円の物だ。7000円の物だ。と認識します。ですが、表示価格は1000円台、6000円台になっているのを見ると、値引きされたときのような得した気分になり、2000円や7000円で表示するよりも売れるため、多くの商品が「端数効果」を使っているのです。こ
おわりに
心理学は経営者・会社員にとって切っても切り離せないものです。
「営業がうまい人」を観察すると、心理学を勉強していないにしても、その行動の一つ一つが心理学で研究された技法を使っています。
生きているものを相手にするなら、心理学はいわば成功のマニュアルになります。
たのしく心理学を勉強してみては。
以上、心理士ハリネズミ先生でした。